13: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:49:11.79 ID:v5UPUaJc0
「おいそこのお前ッ!危ねーぞッ!」
14: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:50:11.84 ID:v5UPUaJc0
少年「危ないと言ってるだろうがァ――ッ!!」バッ!
ドンッ!
静「うわっ!?何?ちょっと――……」
15: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:51:56.83 ID:v5UPUaJc0
ドグワァァアア――z__ン
静「!?」
双馬「なッ――!?」
16: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:53:21.64 ID:v5UPUaJc0
キャアアア――ッ!!
「う……うわあああああ!」
「『ワイヤー』だッ!鉄骨を吊っていた『ワイヤー』が千切れたんだッ!!」
17:名無しNIPPER[sage]
2015/10/21(水) 23:54:35.92 ID:1sHEHs6U0
建て乙です
18: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:55:15.66 ID:v5UPUaJc0
オッサン「き、キミタチ大丈夫かァ〜〜ッ!?危ない!危険だッ!はるかに危険ンーッ!!」ブーンブーン!
双馬「静!怪我は……!?」ダッ!
静「あ、あたしは大丈夫。だけど……その……!」ガクガク
19: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:56:30.83 ID:v5UPUaJc0
静「あたしを、助けてくれた『男の子』が……あたしの代わりに、鉄骨の……!」ガクガク
双馬「!!……」
ツゥゥー……!
20: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:58:06.05 ID:v5UPUaJc0
双馬「なんだっていうんだ、クソ!……とにかく鉄骨をどけるぞ静。手遅れだとしても……やるしかない」
静「わ、わかったわ。けど鉄骨って何トンもあるでしょ?……『ワイルド・ハニー』でも動かせられるかどうか……!」
双馬「人の命がかかっているんだ。少しずつズラすように動かすぞ。力を合わせろ……!」
21: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/21(水) 23:59:28.65 ID:v5UPUaJc0
少年「うわあああああああああ!!」
ガバアッ!!
22: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/22(木) 00:01:10.52 ID:nyOFrN9U0
鉄骨の山のすぐ近くに、その『少年』はいた。
まるで何もない空間から現れたように……。
ピンク色の髪をした少年は、荒い息をしながら、周囲をキョロキョロと見渡していた。
23: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/22(木) 00:02:55.38 ID:nyOFrN9U0
静「……え?嘘……無事?」
双馬「……の、ようだな……」
静「……ぼへェ〜〜ッ……何よ、驚かさないでよ!あたしてっきり『プチッ!』ってなったモンだと……はぁぁああ〜〜ッ!良かったァ〜〜ッ……」ヘナヘナ
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