過去ログ - その男、ハチマン
1- 20
36:名無しNIPPER[saga]
2015/10/23(金) 23:41:28.01 ID:pm+KydJX0
八幡「……雪ノ下さんって、外面で本心を隠すタイプですよね」

陽乃「え?」

八幡「本音と建前の関係でいうと、建前を表に出して、本音を隠すって感じです」

陽乃「……?」

八幡「簡単に言うと、素直じゃないってことになるんですかね、それだと説明不足だと思いますが……」

陽乃「……何、いきなり」

八幡「じゃあ順に説明します。まず最初に、なぜ雪ノ下にあんなことを?」

陽乃「あんなことって、プレゼントのこと? それはさっきも言ったけど、よ〜く考えてみたら、雪乃ちゃんにとってはそっちの方がいいかな〜と思って……」

八幡「嘘ですね」

陽乃「えっ?」

八幡「あなたはただの自己満足で、ああいった態度をとった」

陽乃「……どーいうこと、かな?」

八幡「日曜日の、あの買い物に付き合ったとき、わかったんです。今のあなたについて」

陽乃「……」

八幡「国会議員の***さんでしたよね、あの人と別れたあと、雪ノ下さん俺になんて聞きましたか?」

陽乃「……よくは覚えてないけどー、私の外面について、比企谷くんに感想を聞いたと思うな〜」

八幡「はい。それで俺は、いつもと変わらないと答えました」

陽乃「そうだったっけ。でもそれがどうかしたの?」

八幡「その時一瞬、雪ノ下さんの顔が強張ったのを、俺は見逃しませんでしたよ」

陽乃「……顔が? 私の?」

八幡「ええ、ほんの一瞬でしたが」

陽乃「……フフ、比企谷くんおもしろーい。そんなに私のことを見ててくれてたの?」

八幡「ぼっちはそういうのに敏感なんですよ。人の気持ちの変化とか」

陽乃「ふーん……それで?」

八幡「その時、俺に言われてあなた自身、気付いたはずです」

陽乃「気付いた?」

八幡「とにかく、考えましたよね。『あれ、私っていつもこんな感じなの?』って」

陽乃「……もしかして、それ私の真似? 似てないよー比企谷くん。○ッキーマウスみたい」

八幡「まあ、初めてあった日から、だいたいあなたの正体はわかっていました」

陽乃「正体? 私の?」

八幡「はい。さっきも言った通り、あなたは外面で本心を隠すタイプだ。だから人と接するとき、常に外面で接する」

陽乃「……」

八幡「けど、雪ノ下さんも人間です。本心がない、なんていうことはない」

陽乃「人間って……失礼だなぁ〜、当たり前でしょー」

八幡「あなたは、今までそれをうまくコントロールしてきたつもりだった。自分の中では、そう思っていたはずです」

陽乃「……」

八幡「でも、俺の何気ない言葉から、あなたは気付いた。自分では本音と思った行動も、他人から見たら建前に見えてしまう、ということに」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
76Res/61.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice