8:名無しNIPPER[saga]
2015/10/22(木) 00:47:59.93 ID:3PCKojeC0
八幡「……わかりました行きます行かせてください」
***「え、いいんですかぁ〜!? 先輩、ありがとうございます!」
***「……よくわからないけど、あなたがそういうなら……私は止めないわ」
***「ヒッキーどうしちゃったの?」
八幡「いや、きゅ、急に行きたくなったんだ。別に深い意味はない、深い意味は。――それで、いつなんだ? その打ち上げは」
***「今週の土曜日です!」
八幡「……」
***「どうかしましたか、先輩」
八幡「今週の……土曜日?」
***「はい!」
八幡「……悪い。本当にごめん」
***「えっ、まさか用事とか? 先輩に限ってそんなこと――」
八幡「いや土曜日はマジで無理。本当にごめん。なんなら土下座でもなんでも」
***「ええっ!? いいですよー、そんなことしなくて。どうやら本当みたいですし……でも先輩が珍しいですね、用事なんて」
***「そうね。常日頃から暇なあなたが用事なんて……やっぱりあなたでも、地球が滅びる前は家族と過ごしたいのかしら?」
***「えっ! 地球滅びちゃうの!?」
***「……」
八幡「まあ、馬鹿はほっといてだな……」
***「ちょっ! 馬鹿っていうなし! 冗談だってぐらいわかるし!」
八幡「土曜日は本当にダメだ。サボったら殺されかねん」
***「……そんなやばい用事なんですか……土曜日のって……」
八幡「ああヤヴァイ。命に関わる」
***「……ハァ。わかりました、じゃあ今回は生徒会のメンバーで行ってきます」
八幡「ああ、悪いな」
***「いいですよ、いきなり誘った私が悪いんですし。その代わり今度埋め合わせして下さいねっ、先輩」
八幡「あ、ああ……」
ガラガラガラ
八幡「……」
***「ちょっと可愛そうだったかなぁ?」
***「まあ、私たちにも意思はあるんだし、しょうがないわ」
***「でもヒッキー、それって一体なんの用事なの?」
八幡「え、あ、まああれだ。家の用事ってやつだ……」
***「ふーん……もしかして、それが原因で、顔色が悪いとか」
八幡「あー……かもしれない」
***「……」
***「……」ジーッ
八幡「……」
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