過去ログ - 阿武隈「騒がしいながらも楽しい鎮守府」
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8: ◆dbGyYYDw8A[sage saga]
2015/10/23(金) 23:53:42.55 ID:g8s6FEwHo
響「今日、私は見たんだ。正体不明の黒い影を」

五十鈴「黒い影?」

響「そう。いつの間にか消えていたと思ってたらまた現れたり。かと思えば、どこからともなく聞こえてくる悲痛な鳴き声」

阿武隈「ちょ、ちょっと響ちゃん」

響「いくら走り回り正体を暴こうとしても暴けない。ふと手に違和感があり見ると、赤く生暖かい液体がべっとりと……」

五十鈴「……ごくり」

響「私だけじゃない。多摩さんや秋雲、長波、他の子も黒い影を見たんだ」

五十鈴「ひ、響、それってまさか……」

響「そのホラー映画を」

阿武隈「って映画ぁ!? びっくりさせないでよもう!」

響「……で、私は念のために阿武隈さんと五十鈴さんの様子を見に来たわけさ。ホラー映画を見た後、本当の恐怖が現実に訪れる。物語の定番だからね」

五十鈴(怖くて一人で寝れない、暁や電に泣きつくのは恥ずかしいからここに来たってことね。ようするに)

阿武隈(響ちゃんも普段は大人びているけど、まだ暁ちゃんとかと同じくらいだもの。ふふっ、こういう子供らしいところがあってもいいよね)

阿武隈「そっか、ありがとうね響ちゃん。じゃあ今夜だけあたしを守ってくれる?」

響「了解。信頼の名は伊達じゃない」

五十鈴「ふふ。響、阿武隈。おやすみ」

阿武隈「はーい。じゃ響ちゃん、寝ようか」

響「イエス、マム」


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