過去ログ - 【超電王】バッド・ラック・ラプソディ【デレマス】
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26: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:15:30.50 ID:nL7GwRxZ0
「状況からして、君と一緒に落ちたイマジンがあの子を襲おうとしている犯人…ということか?」
「そういうことだ」

テディの推測を肯定すると同時に、再びブルーの顔に緊張感が戻る。
事件に影響するだけに、テディの目も真剣だ。
以下略



27: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:16:42.23 ID:nL7GwRxZ0
<R------→I>

「不幸?どういうことだ?」
「文字通りの意味、です」

以下略



28: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:19:49.15 ID:nL7GwRxZ0
「でも、私が撮影現場に入ると、決まって誰かが転ぶんです。
 怪我はもちろん、時にははしごごと倒れて重傷者も出ました」
「転ぶって…それ、ただ周りが不注意なんじゃないのか?」

あんまりな事態に思わず幸太郎はそう指摘するが、かぶりを振りながらほたるは否定する。
以下略



29: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:20:44.84 ID:nL7GwRxZ0
わずかな沈黙の後、口を開いたのは幸太郎だった。

「まぁ少し…というか、かなり不幸な出来事だとは思うけど、それでも君自身が悪いことをしたわけじゃないんだろ?」
「はい。だから、ずっと申し訳なくて、居づらくて…」
「気に病むのはわかるけど、そもそも責められるべき立場じゃないと思うんだけど。
以下略



30: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:22:31.44 ID:nL7GwRxZ0
「最初は、現場に移動する時に決まって車や船が運航障害を起こして。
 2番目は、私のいる現場で毎回誰かしら食中毒で倒れて。それで、3度目」

幸太郎は黙っている。黙っているが、間違いなく話を聞いてくれている。
だがら、ほたるは構わず続けた。
以下略



31: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/26(月) 01:24:04.95 ID:nL7GwRxZ0
「それで、どうするんだ?」
「…え?」

唐突な物言いに、思わず手を離してそう返す。

以下略



32:名無しNIPPER
2015/10/26(月) 09:01:53.15 ID:Z/IKTJJsO
実写版超人ロックてw
意味わかるのオサーンだけじゃね?


33: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:22:01.25 ID:3xXeHSMw0
<R←------I>

「なるほど、たしかに厄介だな…」

もう1人のイマジンは難敵である、との見立てがテディの表情を渋くしていた。
以下略



34: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:23:08.95 ID:3xXeHSMw0
ブルーの発言に含みがあることを察したが、あえてテディは深く触れなかった。
幸太郎やデンライナーの関係者以外には深く干渉しないのが、テディの基本的なスタンスである。
もちろん仕事であればその限りではないが、必ずしも過去を知ることが人間関係を円滑にするとは限らない。
それがイマジンであれば尚更であった。
だからこそ、個人的な事情をすっ飛ばし、目前の事態に話をシフトさせる。
以下略



35: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:24:57.66 ID:3xXeHSMw0
「先だって知っておきたいのだが、相手の容姿はどんな感じだ?
 名前はともかく、ずっと相手していれば姿くらいは認識していると思うが」
「ああ、戦ってる時もそうだが、落ちる前に姿ははっきりと見てる。
 ヤツの姿は俺と同じ鳥人だが、色が違うんだ。
 聞いて驚け、金色だぜ?金色。ド派手だから目視できりゃあすぐわかる」
以下略



36: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:25:52.23 ID:3xXeHSMw0
そしてその場所は、今まさに幸太郎達のいるであろう場所の上空。
ブルーの言葉から襲撃を警戒し、幸太郎は少女を起こす前に港湾地区の中でそれなりの距離を移動し、
最初の位置から射線が通らないよう対応している。しかし、今の位置関係では鳥人から射線が通ってしまう。
まだ幸太郎達に気付いてはいないようだが、視界を下げればじきに見つかることは自明であった。

以下略



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