過去ログ - 【超電王】バッド・ラック・ラプソディ【デレマス】
1- 20
32:名無しNIPPER
2015/10/26(月) 09:01:53.15 ID:Z/IKTJJsO
実写版超人ロックてw
意味わかるのオサーンだけじゃね?


33: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:22:01.25 ID:3xXeHSMw0
<R←------I>

「なるほど、たしかに厄介だな…」

もう1人のイマジンは難敵である、との見立てがテディの表情を渋くしていた。
以下略



34: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:23:08.95 ID:3xXeHSMw0
ブルーの発言に含みがあることを察したが、あえてテディは深く触れなかった。
幸太郎やデンライナーの関係者以外には深く干渉しないのが、テディの基本的なスタンスである。
もちろん仕事であればその限りではないが、必ずしも過去を知ることが人間関係を円滑にするとは限らない。
それがイマジンであれば尚更であった。
だからこそ、個人的な事情をすっ飛ばし、目前の事態に話をシフトさせる。
以下略



35: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:24:57.66 ID:3xXeHSMw0
「先だって知っておきたいのだが、相手の容姿はどんな感じだ?
 名前はともかく、ずっと相手していれば姿くらいは認識していると思うが」
「ああ、戦ってる時もそうだが、落ちる前に姿ははっきりと見てる。
 ヤツの姿は俺と同じ鳥人だが、色が違うんだ。
 聞いて驚け、金色だぜ?金色。ド派手だから目視できりゃあすぐわかる」
以下略



36: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 01:25:52.23 ID:3xXeHSMw0
そしてその場所は、今まさに幸太郎達のいるであろう場所の上空。
ブルーの言葉から襲撃を警戒し、幸太郎は少女を起こす前に港湾地区の中でそれなりの距離を移動し、
最初の位置から射線が通らないよう対応している。しかし、今の位置関係では鳥人から射線が通ってしまう。
まだ幸太郎達に気付いてはいないようだが、視界を下げればじきに見つかることは自明であった。

以下略



37: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 02:16:56.67 ID:3xXeHSMw0
<R------→I>

「アイドルを…や…め…」

長い長い時間をかけ、死にそうな口の遅さで答えようとした言葉。
以下略



38: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 02:17:48.73 ID:3xXeHSMw0
「その顔見れば、アイドルやめますー、ってのがウソだなんて子供だってわかるぜ。
 逆に死んでもアイドル続けたい意思の裏返しってことさ」
「でも…でも!私がアイドルを続けたら、またみんなが不幸に…そんなこと!」

気付けばほたるは、その気弱な面持ちらしからぬ、恥や外聞もない様で強く反論していた。
以下略



39: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 02:19:16.68 ID:3xXeHSMw0
「弱かったり、運が悪かったり、何も知らないとしても、それは何もやらない事の言い訳にはならない」
「え…?」

その言葉は、光明のように聞こえた。
濁流のような心の波を、締め付けて抑え込むでも、さらに煽るでもなく、穏やかで自然な流れにしていく。
以下略



40: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 02:20:21.74 ID:3xXeHSMw0
「不幸に巻き込まれる、巻き起こすってことはあるさ。無力さを感じることもあったと思う。
 でもそれを言い訳にして立ち止まったら、ただ不幸なまんまでお終いだ。
 それが嫌だから、続けてきたんだろ?3度プロダクションが潰れた今でもさ」

野上良太郎という人物も、肉体的に弱かろうと、何故事件に巻き込まれるか知らなかろうと、
以下略



41: ◆oZuontUvSM[sage saga]
2015/10/27(火) 02:21:50.31 ID:3xXeHSMw0
「ほら、ハンカチ。あんまいいもんじゃないけど、泣きっぱなしってのもなんだろ?」

幸太郎が差し出したハンカチを受け取り、涙を拭う。
チャーハンとスプーンの描かれた派手な模様は、言葉通り決してセンスの良い柄と言えなかったが、
ほたるは気にしなかった。その間、幸太郎は祖父の話を続けていた。
以下略



86Res/62.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice