21:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:41:36.71 ID:hki/hRE+O
次の日
小町「疲れがたまってるなら休んだ方がいいよお兄ちゃん」
八幡「いや大丈夫だ。行ってくる」
小町「でもさあ」
八幡「問題ないって」
八幡(今日の学校の様子次第では、この世界を元に戻さなきゃいけないしな)
八幡(で、登校したわけだが。俺は多くの視線が自分に突き刺さるのを感じた)
八幡(しかもつきささってくるのはただ一ヶ所。そう、目だ)
八幡(目に死線が突き刺さるとかだと怖すぎである)
八幡(俺が通ればみな一様に目を見る。通常目を見るというのは相手の心情をはかるとか、逆に自分の本気度を訴えるとか)
八幡(そういった心理的な意味もあったりするのだが、彼ら彼女たちの視線は目の前で見て、目の前のままぴったりストップする)
八幡(目の後ろについている俺の顔形はもちろん、さらにその奥にある脳、つまり俺の性格人格人物像はまるで無視なのだ)
八幡(なぜそれが分かるかと言うと、前述したように目からは実に様々な相手の心情を推し量れるからだ)
八幡(目は口ほどにものを言う。まさにその通り。ぶつかるEYES!で全てを見通すことができる)
八幡(一流の忍同士は拳を合わせるだけで一流空間と呼ばれる謎の精神世界で語り合える。だがぼっちの超一流たる俺は相手の視線で相手の語る言葉を理解する)
八幡(うぜえとか。邪魔とか。なんでいんのとかが主だ)
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