63:名無しNIPPER[saga]
2015/10/25(日) 18:51:34.32 ID:eg7tUx92O
八幡(結局もしもボックスはどこにも見つからなかった)
八幡(もうこの世界に骨を埋める覚悟をしなければならないというのか)
八幡(確かに、俺の目は腐っておらず、それどころか目が魅力がありすぎて光でも放っているらしく)
八幡(人は虫のように寄ってくる。この世界ならば、俺を養ってくれる相手を見つけるのも容易だろう)
八幡(まあ、相手が養いたいのは俺の目なんだろうが)
八幡(そんな素晴らしい目を手に入れたというのに。どうしてだろうか。俺は俺が求めるものが、余計に遠くなったような気がしてならなかった)
戸部「ヒキタニくーん!」
八幡(葉山が部室に来た翌日のことであった。朝、昇降口で声をかけられた)
八幡「なんだよ」
八幡(元の世界ならば、朝俺にわざわざ挨拶以上の声をかける相手ではない)
八幡(もっとも、戸部はサッカー部員だ。つまり……)
葉山『君に見つめてもらえれば俺たちは勝てるというのが、サッカー部の総意なんだ!!』
八幡(あれに賛成したはず……)
戸部「ヒキタニくん、応援来ないってマジなん?」
八幡「マジだよ。俺がどうしてサッカー部の練習試合を応援しなきゃならねーんだ」
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