120:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 22:58:14.01 ID:wlnW7ggg0
繰り返しになりますが――。
あの人の考えることは、私にはよく分からないことが多かったんです。
今でもよく分かっていません。
でも――だからこそ、これから皆と、時間をかけて、理解していきたいと思います。
あの人が、何だったのか――あの人は、何を夢見ていたのか、とかね。
ふふっ、ちょっとオカルトですけど――。
私達が会ったのは、プロデューサーの権化だったのかも、なんて思ってたりもします。
ふぅ、さて――まだ、終電には時間がありますね。
ですが――もう、終わりにしても、いいですか?
いえ、あの――ちょっと、センチメンタルな気分になっちゃいました。ふふっ。
やっぱり私――あの人のようには、なれそうにありません。
毎日夜遅くまで、自分を殺して、仕事以外の仕事もするだなんて。
でも、負けませんから。
あの人が目指した未来は、私にだって叶えることができる。
たとえ何年かかっても、それを証明してやるって、決めたんです。
美希はきっと、あの人のお墓にいると思います。
インタビューのついでに、あの人に会う用があれば、そう伝えておいてください。
今日はこんな時間まで、ありがとうございました。善澤さん。
暗いので、お気をつけて。おやすみなさい。
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