過去ログ - 千早「12色のクレパス」
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125:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 23:13:20.44 ID:wlnW7ggg0
 その後、ミキ、春香に謝って――律子さんにも謝ったの。
 律子さんは、ミキ達のことを思って、怒ってくれてるんだって、分かったから。
 ちゃんと、律子さんって、さん付けできるようにもなったんだよ?


 で、それはそれとして――プロデューサーがホンキじゃないのは、ゆゆしき事態なの。

 ミキ的にはどうでもいいんだけど、皆がかわいそうだよ。
 だって、皆はホントにトップアイドル目指して、一生懸命頑張ってるのに。
 テキトーなプロデューサーのせいで、一生叶わなかったりしたら、そんなのひどいの!

 というわけで、ミキ、プロデューサーにメールして、公園に呼び出したの。

 カモ先生の前で、ウソイツワリなく、皆をどうするつもりなのか白状しなさいって。


 プロデューサーは、何となく笑ったような、だらしない顔して公園に来たの。

 どれがカモ先生なんだー、だなんて、バカにするような言い方して――!

 ムッ! って睨んだら、プロデューサー、少しはマジメになってくれたのかな。
 俺は皆をどうするつもりも無いよ、って、ちょっと真顔で言ったの。

 そりゃあそうだよね、ミキ知ってるの!
 プロデューサーは、優しい言葉で皆を甘やかして、自分がラクしたいだけなの!
 皆がどうなろうと知ったこっちゃ無いし、逆にどうにもならない方が良いんだもんね!

 そう言ったらね?
 プロデューサー、もっと真顔になって、こう言ったの。


 プロデューサーとして、アイドルをより良い舞台へ導くことはする。
 だが、まずアイドル自身が、自分はこうしたいという強い気持ちを持つことが必要だ。
 何も無しに、ただ自分を人気者にしてほしいと思っているんだとしたら、お門違いだな。



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