過去ログ - 千早「12色のクレパス」
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133:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 23:43:38.66 ID:wlnW7ggg0
 何で俺が死ぬんだ?

 だって、せりから落ちるかもしれないじゃん! 目が見えないならなおさらなの!

 それはそうだが、ちゃんと気をつけるし、それが仕事なんだから仕方が無い。
 じゃあちょっと行ってくるから、頼んだぞ。

 ヤ!! 動かさないの!
 動かし方教えるから、プロデューサーが動かしてよ! ミキが探すから!


 お前はこれまで十分頑張ってみせてくれた。太陽のように、眩しいくらい。
 指きりゲンマン――次は、俺の番だ。

 俺を約束破りにさせないでくれ。
 というより、俺が死ぬ前提で話を進めないでくれ。縁起でもない。



 ステージの下――床を支えるパイプが張り巡らされた所に、手を伸ばした可能性もある。
 そう、ケーサツの人は言ってたの。


 プロデューサーは――春香とミキのリボンを、ギュって握り締めていたの。


 ミキがプロデューサーを殺したようなもん、っていう考えは、今も変わってないよ。

 だって、ミキがせりを動かさなかったら、プロデューサーは死ななかったもん。


 じゃあ何で動かしたのか、って?

 それが、あの人の望んだことだから――としか、言えないの。



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