過去ログ - 千早「12色のクレパス」
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139:名無しNIPPER[saga]
2015/10/25(日) 00:06:46.38 ID:WfReZCwA0
 そもそも、あんたのトップシークレットって何なのよ! と水瀬さんが激昂しました。
 四条さんの意見に対する、もっともな指摘です。

 人には誰しも、秘密の一つや百個――。
 そう言ってる場合かー!! と、律子まで加勢して水瀬さんとツッコミを入れます。
 心なしか、柄にもなく怒られる四条さんの表情は、少し楽しそうだったのが印象的です。


 話は戻り、我那覇さんの意見は、プロデューサーに構ってもらえていたという自慢では?
 そう、真美がからかいました。
 我那覇さんは顔を赤らめて否定しますが、美希も興味深げに追及します。

 そんなこと言うなら、雪歩ややよいのだって、構ってもらってるじゃんか!
 そう我那覇さんが反論すると、萩原さんは顔を真っ赤にしてうろたえました。
 高槻さんは、二人の顔が赤いのを見て、風邪を引いているのではと心配しています。

 美希の意味深な意見について、恐る恐る聞いたのは、春香でしたね。
 でも美希は、春香はライバルだから教えてあげない、と意地の悪い笑顔を見せました。
 春香は、美希の言っている意味が分からず、なおも困惑しています。


 と――このように、会議はかなり難航しました。
 あずささんだけが、ニコニコと楽しそうに、皆の論争を見守っていたように思います。

 皆の意見がバラバラだったり、話が脱線しすぎて、収拾がつきそうにありません。
 プロデューサーは、人によって態度を変えていたのかと、水瀬さんは訝しげでした。


 いっそのこと、描きながら考えた方が良いのではないか――。
 そう提案したのは、高槻さんでした。

 確かに、頭だけで考えるより、実際に手を動かした方が整理できる場合もあります。
 真は、もろ手を挙げて賛成していました。



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