過去ログ - 千早「12色のクレパス」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:44:53.09 ID:wlnW7ggg0
 生っすかは生放送だからね、作る工程からやってたら放送時間終わっちゃうし。
 だから、予めお菓子は作っておいてVTRで紹介して、売る時だけ対決だったんだ。

 相手の人が作ったお菓子は、見た目も本当に色とりどりでキレイで、さすがだった。
 中継開始前に、コッソリ食べさせてもらったけど、すっごく美味しかったぞ。
 でも、自分のサーターアンダギーも負けてないし、パティシエさんも喜んでくれたさー。

 で、番組が開始して間もなく、いよいよ対決の火蓋が切って落とされた――!


 対決が始まって、5分、10分、20分――。
 いくら時間が経っても、売れるのはパティシエさんのお菓子ばかりだった。

 自分のは、ちっとも売れなかった。


 何でだ、何でだって、すっごく不思議だった。
 油や粉の分量は間違ってないし、会場に持ってくる間も大事に持ってきた。
 湿気ないように、ベチャベチャにならないように、すっごく気をつけたんだ自分は。
 このサーターアンダギーは、自分の自信作なんだ!


 お客さんは、自分のを一目見るだけで、すぐパティシエさんの方に行っちゃう。

 何でだよ! こっちだってすっごく美味しいんだぞ!
 見た目だけで判断するな――!


 突然、ハッと気づいた――30分くらい過ぎた頃かな。

 見た目だけで判断するな、っていうのは間違いだ――。
 見た目で楽しませることも、お菓子の重要な要素なんじゃないのか、って。



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