過去ログ - 千早「12色のクレパス」
1- 20
6:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:18:42.85 ID:wlnW7ggg0
 律子さんとは別の、男の人がプロデューサーとして来る、って――。
 小鳥さんから、そう聞いて、最初はとても不安でした。

 だって、私、男の人がすごく、苦手で――!
 その男の人が、ずっと私達と、仕事で一緒になるなんて、大丈夫かなぁって。


 プロデューサーは、想像よりもずっと優しそうで、安心したのを覚えています。

 と言っても、初めのうちは、やっぱりちょっと、怖くて――。
 十分に距離を取るか、真ちゃんの陰に隠れていないと、まともに話せませんでした。

 失礼、でしたよね、きっと。


 でも、プロデューサーは、そんな私にも、すごく親身に接してくれました。

 私に無理をさせないように、最初の頃は、事務所の、えぇと――壁?
 隔て壁、っていうのかな――それ越しに、一生懸命話しかけてくれたり――。

 それが慣れてきたら、徐々に距離を縮めるように、提案してくれたりもしました。

 焦らなくていい、ってプロデューサーの言葉に、すごく安心したのを覚えています。


 レッスンは、基礎体力をつけるトレーニングを、やよいちゃんと地道に続けて――。

 やよいちゃんが、いつも励ましてくれるんです。
 だから、辛くても頑張れて、おかげでバテにくくなったし、声量も大きくなりました。

 今にして思えば、プロデューサー、お互いの相性とか――。
 そういうのも、考えてくれてたのかなぁ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
177Res/216.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice