過去ログ - 煌「私は、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」
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21: ◆aaEefGZMoI[saga ]
2015/10/25(日) 00:32:00.03 ID:kH7zxJKIo


煌「そういえば……私、姫子の悩みずっと誤解してたかもなんだよね」

姫子「私の悩み?」

煌「うん。最初はチームが負けたのが自分の責任だと思ってずっと悩んでたのかと思ってた。
  でも……やっぱり、それだけじゃないよね」

姫子「……」

煌「昨日ね、公園でカップル見かけたんだ。
  彼氏が東京に引っ越しちゃうからって別れるとこだった。
  それを今日思い出して、姫子の状況と合わせてやっと合点が行って」

姫子「……」

煌「なんというか、なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだろうなーって。
  ちょっと反省しましたよ」

姫子「……」

煌「……やっぱり、寂しいよね」

姫子「……」


チャーシューメンオマチー!


姫子「寂しいで済んどったら良かったとよ」パキッ

煌「え?」パキッ

姫子「私のせいでチーム負けて……
   もう少し大星の能力ば見抜けとったら……
   って今でも後悔しとっと」ズルズル

煌「……」

姫子「阿知賀の子、覚えとる? 高鴨さん」

煌「うん、覚えてる。私の中学時代の後輩の幼なじみらしいし」

姫子「あん子の打ち方を後で見てみたんやけど……
   大星の能力をまるで知ってたかんごと攻撃を回避しとって……
   私は何も知らんくて、大星にでかいの何回も振り込んでしもうた」

煌「でもあの能力は、私達全員わからなかったよ」

姫子「そいけど……」

煌「あの能力をちゃんと見破れてたの、3校の中で阿知賀だけだったんじゃないかって部長言ってたよ。
  阿知賀の監督さんがすごかったんじゃない?」

姫子「でも……」




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