過去ログ - 煌「私は、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」
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25: ◆aaEefGZMoI[saga ]
2015/10/25(日) 00:34:44.59 ID:kH7zxJKIo


煌「姫子と変わらないでしょ?」

姫子「いや、いやいや全然違かばい。
   私なんて負けたことまだずっと引きずって落ち込んどーし。
   器の小さかとよ」

煌「そんなことないよ」

姫子「そがんことあると」

煌「器の大きさなんて皆そんなに変わらないと思うよ?」

姫子「そがんか?」

煌「多分私は言いたいことを人より我慢しないからストレスがたまらないんじゃないかな。
  正直に言う分、人のことも正直に受け入れられる余裕が出来るっていうか」

姫子「……」

煌「だからさ、姫子も正直に言っちゃえばいいんだよ。
  まだ何か言えてない本音があるんじゃない?」

姫子「本音……?」

煌「ねえねえ、姫子は今どんなこと思ってるの?
  話せるだけ話してほしいな。私聞くから」

姫子「思っとーこつ……」

煌「何かない?」

姫子「……
   多分私、自分の弱さに腹立っとーと」

煌「弱さ、かあ」

姫子「麻雀だってそがん強くなかけど……
   人間的にも」

煌「うーん」

姫子「やっぱい、私は花田と違う。
   だって私、甘えとーもん」

煌「甘えている?」

姫子「だって……
   私、ぶちょーの背中ばっかり追っとる。ぶちょーに甘えとる。
   自立しとらんとよ」

煌「……」

姫子「それまで私にとっては部長が全てやった。
   部長についていきよっぎそいで全部良かった」

煌「……」

姫子「でも今回インハイで……
   ほとんど私のせいで負けて……
   中学ん時んごと部長とのつながりが切れて」

煌「……」

姫子「負けるまでは、私はまた部長の背中を追えばよかて思うとった。
   部長は大学行くんかプロ行くんかわからんばってん、
   どっちにしてんついていけばよかて」

煌「うん」




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