過去ログ - 煌「私は、周りが思うほど強い人間ではありませんよ」
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6: ◆aaEefGZMoI[saga ]
2015/10/25(日) 00:18:47.21 ID:kH7zxJKIo


部活終了後

煌「……つい姫子の家まで来てしまった」

煌「ああ、私はなぜもっと早くここへ来ることを考えなかったのでしょう。
  1日2日あれば立ち直ってくれると思っていたばかりに……」

煌「少し楽観的すぎましたね……」

煌「……まあ、悔いても仕方がありません。
  とにかくインターホンを押してみましょう」

ピンポーン

煌「……」

煌「出ない、ですか。まあ予想はしていましたがね。
  電話にも出ないくらいで……」

『はい?』

煌「!?
  あ、もしもしっ! 花田です! 花田煌です!」

『……!
 あ、花田……?』

煌「姫子?」

『……うん』

煌「よかった!
  ねえ、ちょっと今お話できないかな?
  ちょっと心配でここまで来ちゃって……」

『……』

煌「無理にとは言わないけど……」

『……ごめん。
 今は何も話したくなか』

煌「そうですか……
  ごめんね、急に押しかけちゃって」

『……ううん、ごめん。
 じゃあね』

煌「じゃあ……」

プツッ

煌「……やっぱりダメ、でしたか」

煌「強引にでも押し入るべきだったんでしょうか……
  いや、姫子の意志というのもあります。
  一番尊重すべきはそれでしょう」

煌「ひとまず、今日のところは退散ですね……」

テクテク

『……』




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