過去ログ - あかり「わぁ、喋る猫さんだぁ」 QB「僕は猫じゃないよ」
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44:名無しNIPPER[saga]
2015/10/27(火) 00:22:00.30 ID:96Z7DT7A0
ちなつ(尾行をするといっても、結衣先輩の居場所は…)

ちなつ(電話で聞けばいっか)

ちなつ『…………』プルルル

結衣『もしもし? ちなつちゃん?』

ちなつ『結衣先輩! こんにちわっ! 今どこにいるんですか?』

結衣『えっ? 今駅の近くを歩いてるけど…』

結衣の言葉を聞いた瞬間、ちなつは駅に向かって走り始める。

ちなつ『わかりましたっ! 今からどこに行かれるんですか?』

結衣『いや、特に行き先は… あ、ああ、ちょっと用事があってね』

ちなつ(むむっ)

結衣『何かあったの? 急ぎの用かな?』

ちなつ『いえっ、ただ結衣先輩の声が聞きたくなってぇ』ハァッハァッ

結衣『そ、そうなんだ。息荒いけど大丈夫?』

ちなつ『キャー、結衣先輩に心配してもらえるなんて、チーナ感激ですぅ!』ハァッハァッ

ちなつは走りながら結衣と電話をし続けて、駅周辺にやってきた。

ちなつ『ゼェー、ハァー、ゼェー、ハァー』

結衣『ち、ちなつちゃん、ほんとに大丈夫?』

ちなつ『だ、大丈夫です。結衣先輩、今はどこにいるんですか?』ゼーゼー

結衣『まだ駅の近くだけど…』

ちなつ『わかりましたっ、今日は結衣先輩とたくさんお話できて嬉しかったですっ! それじゃあ、切りますねっ』

結衣『そ、そう? それじゃ、またね』

電話を切って物陰に隠れたちなつの視線の先には結衣の姿が映っていた。

ちなつ(見つけた)ニヤリ


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