3:名無しNIPPER[saga]
2015/10/25(日) 20:32:28.53 ID:HbvnQMH70
タッタッタ
小町「お兄ちゃん! お兄ちゃんはッ!?」ハァハァ
比企谷母「っ……落ち着いて小町、八幡は今病室にいるから……」
小町「」バッ
ガタッ
小町「お兄ちゃんっ!?」
八幡「ん、おー小町。久しぶりだな、元気にしてたか?」
小町「……お兄ちゃん…………本当に、お兄ちゃんだ……よね?」ヨロヨロ
八幡「なんだよ。お兄ちゃんの顔忘れちゃったのかよ。まあちょっとは変わったと思うけど」
小町「お兄ちゃんっ」ギュッ
八幡「うぉっ、小町。いきなり抱きつく……」
小町「生きてた……お兄ちゃん、生きてたよ……」ポロポロ
八幡「……」ナデナデ
小町「小町。お兄ちゃんのこと、ずっと死んじゃったって…………でも生きてた……」ポロポロ
八幡「……おい、勝手に殺すなよ」
小町「だってみんなが! お兄ちゃんのこと……お兄ちゃんのことを………」ポロポロ
八幡「影が薄いからって、殺すのはひどいよな。よしよし……」ナデナデ
小町「ごめんね、お兄ちゃん……小町が……小町が、お兄ちゃんのことおいてったから……」ポロポロ
八幡「……別にいいって、すんだことだし」
小町「でも……でも………」ポロポロ
八幡「それより小町、お前大っきくなったな」
小町「……当たり前だよ……あれから5年も経ったんだよ? 小町、もう大学生だよ?」ニヘッ
八幡「なにっ……まじか。そういえば俺、まだ高校生のままだよな?」
小町「えっ……うん、そうだよ。お兄ちゃんじゃなくて、弟だよ」
八幡「な……俺、お兄ちゃんじゃないと、小町にとっての存在理由、なくならないか?」
小町「そんなことないよ。弟だって……小町にとってはお兄ちゃんだよ……」
八幡「……そうか……ありがとな」
小町「ううん……お兄ちゃん、おかえり」
八幡「……ああ、ただいま」
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