過去ログ - 白坂小梅「お芝居の仕事」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/25(日) 20:48:27.17 ID:pbBJgp4P0
(暗転し、女の子の声だけが聞こえる)

その後…少年のようなしゃべりかたをするようになった少女は…

彼女を傷つけた全てにカミソリで消せない傷を付けて命の削ぎ落としを行った…

その子は…今、逮捕され…とある部屋で会話をしている。

(取り調べの椅子に座る小梅…ただ、顔は見えず体だけがライトアップされている)

「何でこんなことをしたのか?僕はただただ善意で1人の少女を救おうとしているだけさ…」

「それに…女の子がこんなちっぽけなカミソリで人を殺せるはずがないだろ?」

「僕は慈悲深いのさ…この不衛生な部屋に居る蝿が僕の手に止まっても殺さないんだ…違うかい?」

少女とも少年ともつかない声で、その子はそう語った。

そして、小さく自分に言い聞かせるように呟いた。

「君が望んだ終末を叶える…それが僕の仕事。だから…君の目覚めはまだ先だよ…たぶん…ずっと先…」

(暗転し、幕が下りる)

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