過去ログ - 白坂小梅「お芝居の仕事」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/25(日) 20:39:11.61 ID:pbBJgp4P0
(暗転、本の詰まれたテーブルと大きな鏡のある背景に切り替わる)

ここは…私の暇つぶしの場所よ…

この部屋はね…1つだけ問題があって…時計が無いの。

窓も無いから時間の間隔が分からないわ。

だから、ここで飽きるまで本を読んで…たまに日用品にあるヘアゴムを使って髪型を変えていたの。

何で過去形なのか…そんなの決まってるでしょ?

実は…ここに積んである本はもう全部読んでしまったの…内容も覚えてしまったし…

髪型も面倒になってカミソリで後ろ髪を切ってショートカットにしちゃったからよ。

暇つぶしが出来ないのは大変…そこで、ちょっと積まれている荷物を散策することにしてみたの。

(暗転、段ボールだらけの区画に切り替わる)

この辺りの荷物は…まだ触ってなかったわね。

…う〜ん、日用品ばっかりか…あれ?この箱…変に底が浅いような…

隠し蓋?…開けてみよう。

……これは…本?

タイトルが掠れて読みにくいな…えっと…終末…ゲーム…かな?

とりあえず読んでみよう。

えっと…この本は…悩むアナタを救うおまじないの本…

この儀式を最後まで信じることが出来れば…きっと…全てが解決する。

うわ、胡散臭い…でも、暇つぶしにはいいかも?

えっと…やり方は…鏡の前で蝋燭の火の中で…呪文と動きをする…。

…鏡は大きい方がいい…

私は大きな姿見を思い出して、そこで…儀式を行った。



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