37:名無しNIPPER[saga]
2015/10/27(火) 00:39:58.45 ID:UVe8U/Aio
○月△日 託された日
複雑な気分だ。
気を抜けば様々な感情が荒れ狂い、理性が乱される。
落ち着いてから今日あったことを明日に纏めて記そうと思う。
◇
○月△日 寝付けなくて若干眠気の残る日
結論から言えば日下部若葉を託された。
なぜ私に、と問えばお前しか居ないからだと返される。
それは敵が……いや、美城常務に対して好意的ではない人間が多いということを言っているのか。
それとも、それ以外なのか。
しまいには私に頭まで下げる始末だ。
彼女が貴女にとってそこまで大事なら貴女が、という言葉は声に出せなかった。
美城常務の拳が白くなるほど握りしめられていたから。
私が受け入れ、美城常務が去った。
ただ、近いうちに海外に渡るという。
……一体なにが起きている。一体彼女はなにを考えている。
そんなことを今日一日中、ずっと考えていた。
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