過去ログ - 提督「ドッキリで死んでみる」
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13:名無しNIPPER[saga]
2015/10/28(水) 01:16:58.48 ID:iHsws6qc0
黒いオーバーニーブーツも脱ぎ捨て裸足になり、純真無垢な白い下着姿となると提督に添い寝するように布団の盲縞を波立たせた。提督の胸元をワイシャツ越しにしばらく撫で回すと、噛み付くように小さなボタンを一つ一つと一息もらしながら、ゆっくり開けていく。

開いた隙間から指先を滑り込ませる。ぞっとするほど冷たかった。冷気は指先から上腕を伝い背筋を流れてつま先をぎゅっと縮め込めた。榛名は上腿を交差するようにして腰をくねらせる。それは提督の冷たさに不気味さを覚えたわけではなく、冷たい炎で暖をとろうとしたような観念と事実とのズレに驚く肉体的反応に過ぎなかった。

しかし、また榛名がその冷たい生命としての提督にある感激を覚えたのも事実ではあった。マネキンのような無関心に起因する人工的冷たさではない。擬死的な冷たさ。生を中断し己を完全に委ねるような冷たさ。完全な委託。絶対的信頼の証。女性的庇護欲を刺激された榛名はしばらく死体に向かって己の肉体を擦り付けるように蠢かせた。

そのうちベルト金具のかち鳴りが耳障りに思え、またズボンによって榛名が提督に絡めようとする脚の動きも阻害されるので、榛名は布団に潜り込み、指先を提督の下腹部に回す。布団の中は暗く、頼られて鋭くなる聴覚には榛名一人の息遣いと衣擦れの音が大きかった。

金具を外しズボンのボタンも外すと、榛名は片脚を布団の中で膝頭が自分の胸にあたるぐらい大きく折り曲げた。そして足の親指と人差し指でズボンと下着のウエスト部分を摘んで引き下げる。そして、ある程度空間を確保すると提督の股下へ踵まで入れ込んで一気にずり下ろした。布団の足元からズボンが飛び出す。

榛名は提督に半身を乗せるようにして、提督の股下に自分の太ももを差し込んだ。冷たさで縮こまった陰茎と陰嚢がももに触れるのを感じる。鼠径部あたりを陰毛にくすぐられ、腰を上下すると固い毛が擦れる音。榛名のものだった。身悶えしているうちにいつの間にか下着も脱いでしまっていたようだった。


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