過去ログ - 魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」
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14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/29(木) 19:03:14.07 ID:OLWTbaMw0
>翌日


猫耳「魔姫ぇ〜…本当に行くの?」

魔姫「えぇ、3日前から計画してたんですもの。あんたも行くわよ、ほら支度して」

猫耳「わかったよー…」

魔姫「楽しみねぇ、お祭り!」

今日は首都の方で祭りがあるので、魔姫も遊びに行くつもりだ。

猫耳(昨日みたく残党狩りに会うかもしれないってのに…)

懲りない様子の魔姫に猫耳は呆れたが、魔姫が言って聞く性格じゃないことはわかっているので、諦めの心境である。

魔姫「どうかしら〜?」

魔族の特徴であるとがった耳を隠す為の、どでかい帽子とリボン。
その頭装飾が浮かないように合わせた衣装もフリフリしていて、何というか……。

猫耳「うん、目立つね」

魔姫「何よぅ。似合ってるね〜とか、可愛いね〜とか、気の利いた感想はないわけ?」

猫耳「魔姫は地味な格好してても人目を引く位可愛いんだから、派手な格好すべきじゃないと思うにゃー」

魔姫「言うわねぇ、猫ちゃん。オホホ気分がいいわ」

猫耳「うんうん、じゃあこっちに着替えようか」

魔姫「んー、お祭りには地味だけど…でもまぁ、これもいいわね」バサッ

猫耳「僕の前で着替えないでよ……」

魔姫「何か言った? さ、行くわよ」

ボンッ 猫耳「にゃーん」

猫耳は小さな猫の姿になり、魔姫の持つバスケットに入る。
忘れ物はないと確認すると、魔姫は翼を広げて飛び立った。





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