過去ログ - 魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」
↓ 1- 覧 板 20
98: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/03(火) 18:44:46.97 ID:bh9UjSJo0
ハンター「な、な、何を言ってやがる!? 何で俺が助手なんだ!?」
魔姫「あら、アンタ私に命を捧げるって言ったじゃない」
勇者「あっ、てめぇ!! 抜けがけで魔姫さんに告白しやがってえええぇぇ!!」
ハンター「それはもう返しただろ!?」
猫耳「『命捧げた』んだから、死ぬまで有効だにゃ」
ハンター「そんなんありかよ!? てか何で俺が助手なんだよ!?」
魔姫「それもそうね。じゃあ…下僕」
ハンター「もっと悪い!!」
勇者「いいないいなぁ…俺も魔姫さんの下僕になっちゃおうかなぁ」
ハンター「プライドを持て英雄!!」
助手「ハンター様…」
ハンター「あぁ助手!! お前もおかしいと思うよな!?」
助手「『ハンターへ 雇い主さんが見つかったんですって? それはとても心強いわね、母さんも安心です。くれぐれも雇い主さんに失礼がないようにね? 母より』 以上、奥様よりお預かりしたお手紙です」
ハンター「お前ええええぇぇ、母様にまで根回し済みか!?」
魔姫「さ、行きましょうか。猫、情報は入手しているわね?」
猫耳「うん、きのこの山で魔物が通行人を襲っているそうだよ。早速、ゴー!」
勇者「お供します、地獄の果てまでも!」
助手「きのこの山ですか…私はたけのこの里の方が好きですね」
ハンター「話を聞け、お前らああああぁぁぁ!!」
平和、それは私が最も強く願うもの。何世紀にも渡って争いを続けていたこの世界に平和が訪れるのは、難しいことなのかもしれない。
だが平和という目標があれば、魔物と人間は手を取り合える。それを自分達が証明してみようではないか。
魔姫「さぁ〜て…皆、私について来なさい!!」
fin
107Res/95.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。