過去ログ - 提督「デレ雲の日」
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46: ◆2QfXBkV1Yr70[saga]
2015/11/11(水) 14:58:47.73 ID:rKU8UT6+0
なんと、私のほうが風邪をひくというね
いまだ37.7分ですが、我慢できずに投下

それから数か月の時が過ぎ……

提督「……………」

叢雲「何よ黙っちゃって、気味悪いわね」

提督「……いや、あまりの可愛さに絶句してた」

叢雲「なっ!?」///

叢雲はさらなる近代化改修に成功していた。
元より長かった髪はさらに伸び、腰どころか膝裏まで届きそうになっている。服装も大きく変わった。シンプルなワンピース型セーラー服だった前までとは違い、少々奇抜ではあるが、チューブトップドレスのようなものがとても似合っていた。……と、提督は思ったが、

提督「……これ、これまでの服を改造してるのか」

叢雲「ええ、そうよ」フフン

少し得意げに胸を張る叢雲。叢雲は改二になる前、提督の胸元ぐらいの伸長だったのだが、改二によって提督の首元あたりにまで成長していた。そのせいか、元の服も合わせて改装したのだろう。
非常に時間がかかっていると思えば、そういうことだったのかと、提督は合点がいった

提督「わざわざここまでしなくとも、新しい身体に合わせた物を用意したのに……」

改二になったからか、叢雲は全体的に筋肉質になり、今着ている服も、少しきつめのように見える。それにその、黒のインナーを着ているからまだいいものの、なぜか不自然に胸の部分にスリットができていた。なんとも危なっかしいので、提督は停めたかったのだが、
当の叢雲はなんとも呆れた顔をしていた。

叢雲「アンタ……馬鹿ねぇ、服装には気づいたのに、どうしてその先に気付けないのかしら?」

叢雲は大きく嘆息する。ちらり、と明石に提督は助けを求めたが、てやんでぃ、自分でなんとかしやがれぃ、と返された、様な気がした。

叢雲「アンタ…ま、いいわ もう…」

スッと、叢雲は提督の横に立つと、

叢雲「これからも、よろしくね」

そしてやわらかい感触が提督の頬に残しながら、叢雲は離れた。

叢雲「よーし! 叢雲、出撃するわ! ついてらっしゃい!」

そのまま叢雲は一人工房から出ていく。
残されたのは提督と明石。

提督「……なあ、明石」

明石「なんでしょう?」

提督「……何かした?」

明石「いいえ、何も」

提督「……まじで?」

明石「はい」

提督「……まじかぁ……」

提督は何とも不可思議な顔をしながら、叢雲の背を見つめた。



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