6: ◆2QfXBkV1Yr70[saga]
2015/10/29(木) 23:23:13.77 ID:41uWwA8X0
叢雲「それは!その……あんたとケッコンしたのに……その……」
提督「夜伽のことかい?気にしなくていいっていったろう。怖いのは仕方がないし、俺もまだ早いと思ってるからな。叢雲がキチンと受け止められるまで、いくらでも待つさ」
叢雲「……ホント?」
提督「本当さ。不安なら何回でも言ってあげるよ」
叢雲は提督と夜伽ができない自分にコンプレックスを抱いていた。ケッコンも仮ではあるにしても済ましたのにも関わらず、自分自身の気持ちのせいで提督を満足させてあげることが出来ない情けなさと、他の艦娘に提督を取られてしまうのではないかという焦燥感が知らず知らずのうちに叢雲を追い詰めていた。
叢雲「……っぐす……」
提督の言葉を聞いて、心の箍が外れたのか、静かに涙を流した。
提督「おいで、叢雲」
叢雲は先ほど飲まされた薬のせいか、自分から行動したのか曖昧なまま、提督の胸に身体を預けた。提督も黙って抱きしめる。そしてそのまま頭を撫で続ける。
---そのまま少しの時間が経ち---
叢雲「私はいったい、何を飲まされたのよ」
提督の胸の中の叢雲が不意に言った。
提督「あれはだな……」
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