過去ログ - 【ミリマスSS】百合子「耳をすませば」
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1: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:42:41.19 ID:wA9n1pR60
P「ふう、仕事もひと段落したな。ちょっと休憩室で休むか」

P「休日の午後だし、誰か暇なアイドルが来てるかもな」

ガチャッ

百合子「はあー……素敵なお話だった……」

P「おっ、お疲れ百合子。なにしてるんだ?」

百合子「私もプロデューサーさんと自転車で二人乗りして夜明けの街を走ってみたいなあ……」

P「おーい、百合子……?」

百合子「そして秘密の場所でプロポーズされるの……『百合子、大好きだ!』って、えへへ……」

P「ゆーりーこっ! 大丈夫か?」

百合子「はうっ!! も、妄想の世界に飛んでましたっ!」

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2: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:44:28.75 ID:wA9n1pR60
P「また本の世界にのめり込んでたのか?」

百合子「いえ、今日は本じゃなく映画を見ていたんです」

P「映画?」
以下略



3: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:46:35.07 ID:wA9n1pR60
百合子「本が大好きな女の子が主人公で、すっごく共感したんです。ファンタジーが大好きなのも私と一緒で……」

P「ああ、確かに百合子と趣味は合いそうだよな。夢見がちなところも似てるかも」

百合子「映画の雰囲気もすごくよくて……ああ、あんな世界に行ってみたいなあ……」
以下略



4: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:48:38.57 ID:wA9n1pR60
百合子「プロデューサーさん! 行ってみたいですっ!!」

P「ん? 聖地巡礼ってやつか。まあいいんじゃないか? 暇なときにでも……」

百合子「今すぐ行きましょう!」
以下略



5: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:50:31.37 ID:wA9n1pR60
☆聖蹟桜ヶ丘駅前

百合子「えへへっ、プロデューサーさんと二人でお出かけっ」

P「本当に来ちゃったよ」
以下略



6: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:52:43.09 ID:wA9n1pR60
百合子「映画の舞台になった場所が紹介されているみたいです」

P「これはありがたいな」

百合子「きっと聖地巡礼に訪れる人が私たち以外にもいるんですねっ」
以下略



7: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:55:41.19 ID:wA9n1pR60
百合子「ここが映画で何回も出てきた坂道なんですねっ」

P「そうみたいだな」

P「歩道が狭いな。危ないからもっとこっちに寄ってくれ」
以下略



8: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:57:42.25 ID:wA9n1pR60
百合子「作中だと坂の途中に図書館があるんですけど……」

P「実在するわけじゃないんだな」

百合子「そうですね、実際には公園がある場所みたいです」
以下略



9: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 20:59:40.85 ID:wA9n1pR60
P「そうだな。何の話をしようか」

百合子「あっ、じゃあこの前の私の誕生日の話をしていいですか?」

P「おう、いいぞ」
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/10/30(金) 21:00:20.15 ID:h67uLeg0O
ラノベ好きな響と3人で伊勢の砲台山見学に行きたい


11: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:01:48.43 ID:wA9n1pR60
百合子「『耳をすませば』でも、主人公の雫ちゃんが小説を書き上げますよね」

P「うん」

百合子「それってすごいことだと思うんです。情熱がないと物語を完結させるのは難しいはずです」
以下略



12: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:03:31.54 ID:wA9n1pR60
P「おお、それは楽しみだ」

P(読書家の百合子がどんな話を書くのか、純粋に興味があるしな)

百合子「あっ、そうだ。プロデューサーさんの小説に一つだけ不満な箇所があるとすれば……」
以下略



13: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:05:43.72 ID:wA9n1pR60
百合子「私が自作小説を書くとしたら、私自身もプロデューサーさんも登場させます!」

P「お、おう……」

P(嬉しいことではあるが、すげー恥ずかしいな、それ……)
以下略



14: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:08:22.99 ID:wA9n1pR60
P「そんなことを話しているうちに、階段の上までもう少しだな」

百合子「少し休みますか? プロデューサーさん」

P「ふぅ……いや……俺に構わず先に行っててくれ」
以下略



15: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:10:27.19 ID:wA9n1pR60
百合子「ああ、風が気持ちいい……。今なら魔法だって使えそうです……」

P「ははは、試してみたらどうだ?」

百合子「はい、やってみます! …………風の精霊たちよっ!」
以下略



16: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:12:29.05 ID:wA9n1pR60
P(風が百合子のミニスカートをめくり上げる……)

百合子「み、見ましたかっ!?」

P「な、なんのことかなあ……?」
以下略



17: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:14:37.33 ID:wA9n1pR60
百合子「と、とにかく……ようやく上り坂も終わりました……」

P「おっ、坂の上にある神社は映画のままだな」

百合子「作中ではここで杉村くんが雫ちゃんに告白して……」
以下略



18: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:17:06.46 ID:wA9n1pR60
P「百合子も同年代だよな。学校で告白されたりしないのか?」

百合子「わ、私ですかっ!? な、ないですよ、そんなのっ!」

P「ふーん、百合子はモテそうなのにな」
以下略



19: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:19:27.73 ID:wA9n1pR60
百合子「えーと、住宅街を進んでいくと……」

P「映画では『地球屋』のあったロータリーに出るのか」

百合子「素敵だなあ、地球屋」
以下略



20: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:21:20.26 ID:wA9n1pR60
百合子「やっぱり、映画と現実は違うんでしょうか……」

P「映画では、猫を追いかけていたらここへたどり着いたんだけどな」

百合子「猫を追いかけていたら未知なる場所へ、ですか。憧れます」
以下略



21: ◆c4YEJo22yk[sage saga]
2015/10/30(金) 21:23:28.00 ID:wA9n1pR60
百合子「追いかければきっと物語が始まるんですっ! きっと未知なる場所へ行けるんです!」

P「わっ、裾をひっぱるなって!」

百合子「異世界への入口が見つかるかもっ!!」
以下略



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