過去ログ - 先生「今からドラゴンとの契約を行います!」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/03(火) 23:37:45.15 ID:m5jI9eUi0

翌日。
今日は魔法の授業。

一年生はドラゴンと共に行う魔法の基礎から学びます。

先生「良いですか皆さん!魔法は人一人、ドラゴン一体で行うべきものではありません!では秀才さん、何故ドラゴンと魔法を行うのですか?」

秀才「はい先生、人間には魔法を放出する器官が備わっておらず、ドラゴンには魔法を構築する器官が存在しないからです」

先生「その通り! 更に言えば、野生のドラゴンの魔法は基本的に『撃ち止め』です。一発放てばそれでおしまい。歴史に名を遺すドラゴンなら一撃必殺にもなるでしょうが、普通のドラゴンにそのような威力を出せる魔法は放てません」

先生「ではハゲ、魔法を構築する器官とはどこでしょう?」

ハゲ「肝臓っす!」

先生「……ぼっち、代わりに答えなさい」

ぼっち「……あの、えと、魔臓……だと、思い、ます」

先生「その通り。魔法は魔臓で立ち上げから構築までを行います。故に魔臓の存在しないドラゴンという生物は、魔法を構築することが出来ません」

ハゲ「なー先生!なんでドラゴンには魔臓がねーの?」

先生「性格には、戦場系と絶系以外のドラゴンには魔臓がありません。彼らは身体が非常に丈夫である為、人間のように魔力によって身体機能を維持する必要がありません。むしろ溜まった魔力は体内で暴発する恐れがあるため、魔力を『火』や『水』や『音』、『念動力』などに変換して撃ち出す機能が備わっているのです」


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