過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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33:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:32:34.76 ID:YlVf3vwU0
ミナ「別に平気だよ! ねぇ、面白そうだから早く行こうよー!」

ジム「アイシャ、キミはヘリに乗るの初めてだったかな?」

アイシャ「いいえ、アラブにいた頃、イロコイに乗せられたことがあるわ」

ジム「イロコイ!? アメリカ軍のヘリか!
    アハハハハハ! キミらしいな、実にキミらしいエピソードだな!」

アイシャ「…ふん」

三人でヘリに乗り込む。
ヘリは騒々しいエンジン音と羽音を立ててゆっくり飛び立つ…
夕暮れのマンハッタンのスカイクルージング…

ミナ「ねぇ! すごいすごい! とっても綺麗だよ!」

彼女は怖がるどころか、とっても喜んでくれている。

ミナ「今日はアイシャと来てホントによかったよ…」

ヘリはニューヨーク港方面に向かっている…
私はジムが見せたい「いい物」の見当が大体ついてきた…

ジム「見たまえ!わが社の所有する豪華客船!
    グランド・サラーキア号だ!」

ジムが指差す先には、巨大な豪華客船が停泊していた、
白い船体が眩しい巨大な船、大きな煙突やいくつもの窓があり、デッキにはプールも見える。
ジムが見せたい「いい物」とは、どうやらこれのことだったらしい…

ジム「クィーンエリザベス2世号あたりには負けるがね…
    …それでも私有の船としては大きい方だろう!!」

アイシャ「これがどうかしたの?」

ジム「ハネムーンはこれでアラブのリゾート…ドバイ辺りでも訪れようと思うんだ」

アイシャ「え!?」

ジム「何年も帰っていないんだろう?アラブには…」

アイシャ「そうだけど…」

ジム「懐かしい土地なんだろう? そこをハネムーンで訪れようというわけさ…」

アイシャ「別にいいわよ…そんな」



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