34:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:35:01.55 ID:YlVf3vwU0
アラブ…懐かしいけど、地獄でもあった…
私はあまり帰る気にはなかった…
アイシャ「…あなた、私の気持ち全然考えてないわね?」
ジム「考えてるさ、このプランだってキミのことを考えてのプランさ」
アイシャ「私の気持ちなんて全然分かってないわ…」
ジム「妙な連中とはつるむくせに、故郷には帰りたくないか…」
アイシャ「!!」
アイシャ「…ねぇ、その、妙な連中とか、そういう言い方やめてくれないかな?
私の友達なのよ? 友達を悪く言われて嬉しいと思う?」
ジム「友達? 僕の妻になるなら、それらしい友達と付き合ってくれよ!」
アイシャ「あなたいつもそうね? それらしいって何なのよ? アリの何がいけないの?」
ジム「…娘さんがいるようだしな、ココだと話しにくい、ビルに戻ってからゆっくり話をしないか?」
アイシャ「ふん、いいわよ…」
ビルに戻った後、ミナにはジムの会社の応接室で待っていて貰うことにした…
ミナはコーヒーを飲みながら応接室で私を待つ。
私はジムと彼のオフィスに行く。
大きな会社だが夜なので人は少ない、照明も半分以上が落ちていて薄暗い感じだ…。
ジムのオフィス…というか彼の「社長室」は、アリのオフィスとは大違い、
整然としていて、広くて、豪華な調度品なんかも置かれていて…
高価そうな絵画なんかも飾られている。
デスクだって、アリのデスクの数倍はありそうな巨大なもので…
PCもアリのデスクのような中古品ではなく、最新式の高性能マシンが置かれている。
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