過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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39:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:44:12.96 ID:YlVf3vwU0
アイシャ「私がシンデレラ?」

ジム「シンデレラガールだよ! とっても運がいい! とてつもない強運の持ち主さ!
    ある意味、特別な人間だな!」

アイシャ「あなたと結婚して、玉の輿に乗るのがラッキーだって言いたいの?
      悪いけど、私は決してそうは思わない、あなたの考えについていけないもの……
       ……貧乏でも愛のある普通の夫婦の方がある意味幸せかもよ?」

ジム「ハハハ 勘違いはよせ、僕との結婚の話なんかしてない、それ以前の話をしているんだ」

アイシャ「え?」

ジム「戦災孤児…数え切れないほど世界中にいて、アラブだけでも相当な数だろう。
    キミはそんな戦災孤児たちの中の何人が先進国に行けると思ってる?
    何人がキミみたいな生活を出来ると思ってる?何人が教育を受けられると思ってる?
    アメリカに行けるだけでも超ラッキー…キミはその超ラッキーな上に…
    名家の養子になるというラッキーまで手に入れている!
    キミほどラッキーな人間は世界に何人もいない…キミは特別な人だ。
    キミは幸運の女神に相当気に入られている女ってことだ」

アイシャ「私は運だけの女じゃない…自分で頑張ってきたし、私なりに苦労もしてる…あなたは分かってない」

ジム「分かってないのはキミだろ? 幸運すぎて自分の幸運とその有り難味に気が付かない…気の毒に」

アイシャ「私は特別な人間じゃない…違う」

ジム「ふん、特別な人間さ」

ジム「戦場は世界中にある、戦災孤児は世界中にいる。
   そんな中、キミのご両親が、なぜアラブのキミを養子にしたか…考えたことあるかな?」

アイシャ「…なんなの?」

ジム「利害関係だよ! キミはジャクソン夫妻の人形なのさ!」

アイシャ「ウソ! そんなんじゃないわ!」

ジム「ウソじゃないよ、キミは一種のアイドルやマスコットみたいなものだ……」

アイシャ「それ以上、私の義父さん義母さんを悪く言わないで!」

ジム「ハハハ キミは何も知らないんだな」



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