過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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60:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:21:00.12 ID:1lGxvRQQ0
この頃、私はドバイの大学に講師として招かれた、
滞在期間中はそこで教鞭を取るつもりだ。
講師の経験はあまりないので自信はないのだが……精一杯頑張るつもりだ。

「ようこそジャクソンさん!」

大学の人は短い間しかいられない私を快く迎えてくれた。
ちなみに、私は外では「ジャクソン」という旧姓を使っている、
ジムの苗字を極力使いたくないからだ……。

アイシャ「短い間ですが、よろしくお願いします」

大学関係者「いえいえ、こちらこそ」

ドバイの大学を見て、思っていたほどアメリカの大学との違和感を感じなかった。
設備なども整っていたし、女生徒も多い。
UAEは教育に力を入れていると聞いていたが、それはココに来てよく分かった。

アイシャ(ま、アラブ近代化の先駆けってわけだもんね…)

ドバイというところ自体が経済や産業も開放政策、優遇政策を取っている、アラブの先進都市で。
比較的「西側」寄り、「自由主義」寄りのスタンスの場所である。
私はアメリカやロシア、ヨーロッパ、日本で生活した時との違和感をさほど感じない……

ハネムーンで訪れた時も感じたことだが、私が子供の頃いたアラブとは全然違うと思った。

そんな都市のそんな大学で講師を始めて一月経った頃、一人の女生徒が現れた。

女性徒「アイシャさん…」

アイシャ「あなたは?」



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