過去ログ - アイシャ・ジャクソンの半生記
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65:名無しNIPPER
2015/11/04(水) 12:29:23.41 ID:1lGxvRQQ0
ミナ「私さ何がいいのかわかんないよ…ねぇ、アイシャ、教えて…」

アイシャ「甘ったれないで!」

ミナ「え?」

アイシャ「そんなのあなたが決めるべきことよ! あなたが決めるしかないこと!」

ミナ「…え?」

アイシャ「何がいいのか、何がよかったのか、何をすれば真に正しいかなんて人間に分からない、
      ある時の不運がある時に幸運になるなんてこともあるわ…。
      人生なんて曖昧で分からないことだらけよ、
      もし分かるとしたら、死ぬ瞬間にあるいは…ってくらいなものだと思う」

ミナ「・・・・・・」

アイシャ「仮にとか、もしもとか、私のそんな想像の話を聞きたいの?
      そういう話は一種の妄想よ、どっちを選んでたら幸せだったか本当のことは分からない」

ミナ「ごめんなさい…」

アイシャ「謝らなくていい、若い頃は誰でも悩むわよ…私なんか今でも色々悩むわ…一生悩むかもね…
      でもね、ミナ、自分の生き方は結局、自分でしか決められないわよ?
      今の自分とじっくり相談してみなさい…自分をよく見てみなさい、自問自答してみなさい…
      そうして自分で答えを見つけて、自分で行きなさい」

ミナ「・・・・・・・・・・」

アイシャ「ミナ、自分の信じた道を行きなさい!」

アイシャ「私から見て、あなたはとっても魅力的な女の子ですよ、自信を持ってください……」

ミナ「…自信なんてない、私たまに思うもん、私なんか生まれてこないほうがよかったって、
    私は愛もなく作られた、そんな私に価値なんてあると思う?」

アイシャ「悲しいことを言わないで…アリやアニスがそれを聞いたらどう思うかしら?
     仮に愛もなく作られた人間だとしても、アリやアニスはあなたを愛してる…
     私も親だから思うけど、家族があなたのそんな台詞を聞いたら悲しむわよ…」

ミナ「・・・・・・・・」



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