9: ◆tBZNtx7HKo[saga]
2015/10/31(土) 04:09:28.30 ID:sDzAusOBo
「ーーー!」
声ならぬ声をあげてロボから離れる。
菊Pともロボとも同じだけ離れて、けれども二つに挟まれて。
安部は孤独であった。
いつのまにやら事務所の屋根は吹き飛び、床は割れ、今にも崩れ落ちそうな有り様だ。
どうして逃げるの?
抱き締めさせてよ。
守ってあげる。私の私達の赤ちゃん。
甘ったるい脳をとろけて麻痺させる呼び掛け。
ドラッグのように安部の感覚を奪ってゆく。
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