過去ログ - 八幡「魔王城…?」ラハール「こんな下僕いらんっ!?」
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147:フミツキ ◆i/IWFgq32Q[saga]
2015/11/02(月) 20:57:44.51 ID:ml+A9a5co
八幡「なんだこの音!?」

天使兵「出てこい魔王の力を持つ者よ!」

天使兵「平和を乱す異能の者よ!」

結衣「な、なんなのあれ!」

雪乃「羽…天使かしら、比企谷君の知り合いなのかしら?」

八幡「いや、違う…俺の知るあいつらは交戦的だけどあんなに怖い顔は…」

ドォオオオンドォオオオン

結衣「校庭に穴がっ!」

天使兵「出てこないならば探査を開始する」

天使兵「我らの探査にかかった者には罰を与える」

陽乃「あちゃー、襲われちゃってるねぇ、こんなことにならないように”魔界とのゲート”は閉じたんだけど、なんで天界に襲われちゃうのかなー」

八幡「雪ノ下さん!?魔界の事を知ってるんですかっ!?」

陽乃「んー、まあ私、地球の魔王だしね、地球魔界の魔王、雪ノ下陽乃よ、言ってなかったっけ?」

八幡「聞いてませんよ!それとあれはなんなんですか!?」

陽乃「魔界に侵略されたくないからゲートを閉じて、そうすると地球に脅威がいなくなるから天界からも攻められない、はずだったんだけどね」

陽乃「比企谷君が魔王の力を持っているせいで、脅威な存在が地球にいると思って排除しに来たんでしょうね」

八幡「それじゃこの力を使い切れば…」

陽乃「無駄でしょうね、一度見えた脅威の存在が自分達の見てない所で消えても不安だもの」

陽乃「家で見つけたゴキブリが見てない所で家の外に出ました、なんて言っても信じられないでしょ?」

八幡「なら…どうすれば」

雪乃「その魔王の力とやらで倒せないのかしら?」

陽乃「あれを倒しても増援が来るだけよ、一番早いのは君が殺されることだね」

結衣「そんなのっ!?」

八幡「嫌です」

陽乃「君一人が死ねば全世界の人が助かるんだよ?」

八幡「嫌ですよ、俺にはまだやりたいことありますし、それにどうにかする方法がないわけでもない」

陽乃「方法…?それは?」

八幡「ラハール達に助けてもらうんですよ、天使と戦えるなんてあいつなら喜んで戦うでしょう」

陽乃「それだとここが戦場になるよ、それはどうなの?」

八幡「それは…」

結衣「ヒッキーの仲間には天使もいるんでしょ?その子に頼めばなんとかなるんじゃない?」

陽乃「それはどうかな、天使兵に命令を下してるってことはその天使ちゃんよりも上の存在かもよ」

八幡「ラハールなら…俺の知ってる魔界の魔王達なら…なんとかできます…」

陽乃「どうやって?」

八幡「わかんないです、わかんないですけど、きっとあいつなら、『俺様がなんとかすると言ったからにはなんとかなるのだ』って言うんですよ」

八幡「俺が絶対無理だと思っても、あいつはやるんです、それが俺の知ってる魔王です」

八幡「少なくとも地球人に殺されてこいって言う地球の魔王は信じられません、だからあなたの言う事は聞きません、全て否定します」

八幡「帰ります、ゲートを開いてこの事態を収拾させてみせます」

雪乃「あっ…行ったわね…」

結衣「うん、今日は学校に泊まりになりそうだね」

陽乃「地球の魔王は信じられない…か」


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