75: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:05:14.29 ID:Bv79n3MS0
娘「なによ急に どういうつもり」
娘友「っー だって参加するんでしょ調査隊 だったらパパとの最後の夜じゃない?」
76: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:06:21.78 ID:Bv79n3MS0
○部屋
バタン
少年エルフ「娘 友ちゃんと何話してたの?」
77: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:07:18.06 ID:Bv79n3MS0
娘「私 調査隊に参加するわ」
少年エルフ「!!??」ガーーン
78: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:08:34.15 ID:Bv79n3MS0
少年エルフ「あ ハイ わかったよ 娘が自分で決めたならそれでイイヨ」ガーンガーンガーン
娘「ありがとうパパ でも大丈夫? 顔色が……」
79: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:10:41.07 ID:Bv79n3MS0
○翌朝 魔王調査隊出発式
演壇の上で第七王女が演説をしている
ガヤガヤガヤ
80: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:13:39.78 ID:Bv79n3MS0
\しかし魔王の存在そのものに疑問視するものが多いのも事実……/
娘「それにしても王女と一緒になってしつこく勧誘してたけど そういうことだったの友」
81: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:16:05.11 ID:Bv79n3MS0
\わらわはこの国の姫として そして勇者の末裔として二代目勇者を襲名しこの任に全力をつくす所存である!/
\ワアア/
82: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:17:42.91 ID:Bv79n3MS0
娘「そう ほら早く乗って」スッ
娘は少年エルフに手を伸ばす
83: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:18:47.25 ID:Bv79n3MS0
娘「安心した? ほら行きましょ やっぱり外国は怖い?」
少年エルフ「……ううん ちっとも」
84: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:20:09.69 ID:Bv79n3MS0
○馬車の中
――娘は思い起こす
パパは エルフは 世界でただ一人のエルフ族かもしれない
85: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/11/29(日) 01:20:55.27 ID:Bv79n3MS0
――少年エルフは思い起こす
16年前 あの時 娘の手をとったときから
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