過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「１０月下旬のカフェで」 -SS速報VIP

過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「１０月下旬のカフェで」

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6:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:00:56.17 ID:oqH1zHvk0
加蓮「藍子」

藍子「は、はいっ」

加蓮「それ、いつも私が言って藍子に怒られるパターンのセリフだよ」

7:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:01:36.47 ID:oqH1zHvk0
加蓮「それが見抜けるなら元気だね、じゃあ別の話をしようか」

藍子「ええっ」

加蓮「くくっ」ﾌｸﾐﾜﾗｲ

8:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:02:16.27 ID:oqH1zHvk0
加蓮「便利キャラって言えばさ。こう、なんで自分ってできないんだろーって考えることあるよね。ほら、私だったら体力が終わってるからレッスンでよくへばって、もっとできるハズなのに！　とか」

加蓮「何が出来ないじゃなくて何が出来るか考えろってＰさんはよく言うけど……そんなに簡単に割り切れたら苦労しないって言うかさ」

藍子「でも、私もちょっぴり分かっちゃいます。大丈夫だって言われたら、逆に……いろいろと思っちゃいますよね」

以下略

9:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:02:56.50 ID:oqH1zHvk0
加蓮「はふぅ。…………さて」

藍子「？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

加蓮「気づいたら私がなんか愚痴ってたんだけど、何があったの？　藍子が自分を貶すなんて。相当だよ」

以下略

10:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:03:34.23 ID:oqH1zHvk0
藍子「少し経ってから、たまたまオーディションで一緒になった人と会って……あっ、向こうが私のことを覚えてくれてたみたいです。あの有名アイドルの！　なんて言われちゃって」

加蓮「うんうん」

藍子「その人が、オーディションに合格したらしいんです」

以下略

11:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:04:04.79 ID:oqH1zHvk0
藍子「……私……オーディションを受ける前に、心のどこかで思ってたかもしれません。自分なら大丈夫だ、って」

藍子「最近は、お仕事も順調で、Ｐさんもよく褒めてくれてたから」

藍子「合格した人が、アイドルになったばっかりだって聞いた時に」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:04:49.66 ID:oqH1zHvk0

藍子「はい、あーん♪」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:05:29.40 ID:oqH1zHvk0
藍子「少し前に読んだ小説で、冒険者の主人公が新しい大陸を見つけた時の感動が描かれていて……それって、こういうのだったのかなって……！」

加蓮「大げさな」ｱﾊﾊ

藍子「そ、それっさっき私が言ったことです～！」

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:06:09.39 ID:oqH1zHvk0
加蓮「じゃあ藍子なら何が合うと思う？　思いつかないでしょ」

藍子「私ならお茶かな……ううん、コーヒー？　あ、店員さん、コーヒー２つお願いしますっ」

加蓮「ああ、コーヒーかぁ」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:06:49.47 ID:oqH1zHvk0
藍子「…………」

加蓮「…………」

藍子「…………」

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 17:07:29.29 ID:oqH1zHvk0
加蓮「…………」

藍子「…………」

加蓮「…………」

以下略

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