過去ログ - 沙紀「ひとかけらの微熱を乗せて」
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3: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2015/10/31(土) 19:03:20.21 ID:8QRzfjZl0

もうじきに外でゆっくり過ごすのも難しくなるからということと、たまには二人でゆっくりしないか、という彼女からの提案。
次の仕事までの空き時間に担当アイドルと向かい合わせで座り、秋の余暇を過ごしている。

隠れ家的、と言ったら少し大げさか。
郊外から少し離れた場所に位置するこの店は、ゆっくりするならこれ以上ないほど最適で、おまけに今日は貸し切りに近い状態でなんだか得した気分だ。

「女心と秋の空っていうじゃないっすか。アタシだって女の子なんすから」



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