過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
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116:名無しNIPPER[saga]
2015/11/22(日) 14:22:03.34 ID:piWlzMOm0


一希(ならば、おれはこのハロウィンの悪魔を制すことができる)



語ることで形を定める。

記述と存在の関係は容易に逆転する。


あるから書ける。書くからある。



ありもしないものを在るとする。

小説の、物語の魔術。



一希「ハロウィンの悪魔。お前の正体は火車。人を引き込む魍魎(くわしや)だ」

一希「亡者を装う生者まで地獄に運ぶ、ハロウィン仕様の火車だ」

一希「だが……だからこそジャック・オ・ランタンが載っている限り、お前は動けない」

一希「諦めろ。代わりにお菓子ならやる。イタズラはもうやめろ。ハロウィンは……悪鬼が祓われる日だ」

一希「ここは、お前の餌場じゃなく墓場なんだ」




一希「……どうだ。伝わっているか?」

小梅「うん」





――ゴオッ!!!





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