過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
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127:名無しNIPPER[saga]
2015/11/22(日) 14:34:56.46 ID:piWlzMOm0


頭で設定を作る。

説明をするため理解できる論理を構築する。



……しかし、この場からはもうあの黒い気配は消えていて不意に馬鹿馬鹿しさが湧く。

急速に脳が冷めている。



一希(本当にハロウィンの悪魔はいたのか)


そんな事を思うほどに。




芳乃「さてー、ここのみなさまに気付けをいたしませぬとー」

キリオ「みなさまこんなところでひなたぼっことは豪気でにゃんすなぁ〜。祭りといっても奔放過ぎるというものでにゃんす」


耳に届くのんびりとした声とのんきな声が、さっきまでの混乱の現実感をさらに奪っていった。

ただ風が吹いて、路地裏の影にそんなものがいたということにしていただけ。枯れ尾花との一人相撲。

座り込み、眠る彼らも、ただフェスタではしゃぎ疲れて、人がいない路地裏で一息ついて……予想外の疲労にそのまま眠っただけかもしれない。

多くの人がこんな所で同じように眠るというのには引っ掛かるが、路地裏で休みたいという心情はおれにはとても理解できるものだ。



存在と認識。それぞれの世界観。




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