過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
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18:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 22:50:34.95 ID:y+PfDi/u0

涼「芳乃さん、言ってました。化け猫の悪い気かなんかが……ここを覆い始めているって」

翔真「アタシらもそれっぽい文句聞いたわねぇ。ボーヤ自身、ここに来たら『なんだかゾワリゾワリなおかしな感じがするでにゃんす〜!』とか言ってたわ」

大吾「そりゃ落語らしく“お菓子”と“おかしい”でも掛けてそう言ったってことじゃーないんか?」

九郎「どうでしょう。普段から猫柳さんの言動は奇矯極まるものですから……しかし、経験則から言えば、猫柳さんこの場の雰囲気を本当に奇妙だと感じておられたように思いますね」

涼「奇妙な感じ、ですか……? えーっと、じゃあ、芳乃さんはここの悪い気かなんかを抑えようと思ってキリオさんを追っている……って、ことでいいのかなぁ?」

翔真「キリオちゃんに悪い気ねェ……誤解だと思うけど」

九郎「ともかく騒動の元になりますし、猫柳さんと合流し、依田さんとの間を仲裁しなければなりません」

大吾「じゃけん、今どこにおるかわからんのじゃろ? どうすんじゃ」

翔真「そうさね、逃げてる途中で連絡とるヒマもないみたいだし、いっそ待ってみようかしらねェ……一際騒がしいコがいたらそれが多分ボーヤ」

九郎「妙な判別方法ですね……納得できることもまたおかしなことですが」

涼「あ、あはは……それじゃあ、人の多いところで見張ってましょうか?」

翔真「そうしましょ」

九郎「申し訳ありません、猫柳さんのことでご迷惑をおかけします」

大吾「ユニットの仲間が心配な気持ちはわかるけぇー、気にせんでもえーよ!」



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