過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/11/12(木) 19:13:06.79 ID:nmKq4XR30
小梅「あ、ごめんなさい……」
一希「いや……もっと聞きたい。そうだな、お菓子を食べたら……話しながら探そうか。いいか?」
小梅「え……う、うん。喜んで……! そう、だよね。怖い話をすると……霊が集まってくるって言うもんね……」
一希「ああ。きっと話しながら探した方がいい。――じゃあ、買ってくる」
小梅「こ、混んでるから、気をつけて……」
一希「ああ……気合いを入れていく」
一希(自分の得意分野の話をして、少しは笑顔が戻ったか……)
一希(それぞれの世界観で人は生きている――)
一希(その見えているものを伝えるために……おれは本を書いたはずだ)
一希(感じたこと、考えたことを伝えるために)
一希(でも自分の発信は匿名だった。……読者が思い浮かべる作者は父……そこにおれはいない。暗闇の中でボールを投げていた……)
一希(だから、この少女を放っておけなかったのか)
一希(存在しないとされるものために、ここまで必死になれる人がいることが――うれしかった、のか)
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