過去ログ - 白坂小梅「あの子を……探してるんです」九十九一希「と、片目を隠した少女は言った」
1- 20
86:名無しNIPPER[saga]
2015/11/22(日) 13:30:49.27 ID:piWlzMOm0


芳乃「しかしそなたたちが信じなくともよいのでしてー。つまりはわたくしがー」

キリオ「にゃ?」

芳乃「頃合いでしてー。みなさまー、ここまでの同道を感謝いたしますー」ペコリ

歌鈴「え、芳乃さん?」

芳乃「後はわたくし一人でなんとかするのでご安心をー。必ずやみな皆様の心に安らぎを齎しますゆえー」


みく「え、一人で行くの? よくわからないけどオカルトな話なら、せめて巫女の歌鈴チャンだけでも連れてったほうが」

歌鈴「ふぇ!? わ、私ですか!? で、でも………………いや! が、がんばらなきゃいけないですよね!? やっぱり!」

芳乃「そなたたちのその御心はまぶしくー。その心遣いだけでわたくしの心は満たされまするー……」

芳乃「ですのでー、気になさらずそなたたちは存分にこのお祭りを楽しみなされませー」

歌鈴「そんな……」


大吾「なんじゃ、ハロウィンの悪魔だか妖怪だか知らんが、人さらいを一人でやるつもりかい。無謀じゃろそんなん」

芳乃「妖怪変化もまた神様と同じく、人の想いを享けましてー。さらに化けてしまわれるやもしれずーわたくし一人でいくのがよろしいかとー」

九郎(化物は……人の気持や恨みがもたらすもの……)



芳乃「問題はないのでしてー。失せ物探しも、けがればらいもわたくしの得意とするところでしてー」

芳乃「それでは失礼いたしますー」トトトー



涼「あっ! 行っちゃった……」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
163Res/133.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice