5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/01(日) 21:15:56.48 ID:7kN0KH770
土曜日。
二人は公園で遊んでいた。
それは、ごくごく普通のいつも通りの日常で決して崩れるものではないと、二人は思っていたが、男ばふと思ったので、言葉にしてみた。
「ずっとこんな風に遊んでいたいね」
女性はそれを聞いて微笑んだ。
夕方、男が家に帰ると、母親が言った。
「早く車に乗って」
男は何を言っているのか一瞬だけわからなかったが、母がそう言っているだからと、車に乗った。
家を出るとき、ふと父の方をみると、背中を向けて新聞を読んでいた、それをみた男は、とくに何も思わずに車に乗って出発した
出発してしまった。
外は夜になっていた。
女性は明日を楽しみにしながら親に今日あった事を話した、親達は少し残念そうな顔をしていた。女性は不思議に思ったが、気にしなかった。
気付けなかった。
外は夜になっていた。
10Res/3.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。