過去ログ - 【艦これ】地獄艦娘（あきつ丸ver.）
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:33:48.78 ID:ZKpEic2A0
吹雪「あのっ元帥閣下、お話があります！」

鬼元帥「…ふむ、いいだろう。私も少し君と話してみたいと思ったところだ」

吹雪「ありがとうございます。えっと…」
以下略


25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:36:05.72 ID:ZKpEic2A0
鬼元帥「君は、自分が最も効果的に戦えるよう動いている。だが、僚艦たちはどうだね？」

吹雪「わ、私がまだまだ弱くて上手く戦えないから……みんなの迷惑になってて」

鬼元帥「練度ではない。戦艦、空母の特性を活かしきれていない、艦隊運用の経験不足だ」
以下略


26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:38:25.79 ID:ZKpEic2A0
吹雪「どうしてそれを、司令官に伝えないんですか？」

鬼元帥「一人の指揮官として鎮守府を任されている以上、自分で考え、行動しなければならない。教えを乞えるのは士官学校までだ」

吹雪「じゃ、じゃあ、私には何故…？」
以下略


27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:40:41.55 ID:ZKpEic2A0
吹雪「すみません。このぬいぐるみお返しします。私には必要のないものでした」

閻魔まる「…そうでありますか」

鬼元帥「誰だね君は？」
以下略


28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:42:52.29 ID:ZKpEic2A0
吹雪「やめてください！契約していないのにどうして！？」

閻魔まる「…ここは既に地獄への入り口。近づけば貴殿も巻き込まれるであります」

吹雪「ひっ…！」
以下略


29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:45:41.05 ID:ZKpEic2A0
鬼元帥の行きついた先―


そこは荒れ果てた荒野にも、光の届かない海の底のようにも見えた。

以下略


30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:48:30.29 ID:ZKpEic2A0
駆逐艦霊「モエテイク……ナニモカモガ……」


鬼元帥「お、お前までもがそんな姿に…！」

以下略


31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:50:44.42 ID:ZKpEic2A0
鬼元帥「これで……思い残すことは何もない」

瑞雲道「元帥殿に敬意を表し、特別な瑞雲を使ってやろう」

立目蓮「さあ、ステキなパーティしましょ！」
以下略


32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:52:25.46 ID:ZKpEic2A0
鬼元帥「ふむ。任務遂行に一切の躊躇がない、いい目をしている」

閻魔まる「闇に惑いし哀れな影よ……艦娘を傷つけ貶めて……」

鬼元帥「だが、それ故に哀しい目だな」
以下略


33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:53:43.79 ID:ZKpEic2A0
無数の走馬灯が浮かぶ静かな海面


その中を一隻の大発動艇がゆっくりと進んでいく

以下略


34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/02(月) 14:57:28.00 ID:ZKpEic2A0
吹雪「司令官、昇進おめでとうございます」

丙提督「ああ、ありがとう。みんなも今回の作戦ではよく頑張ってくれた」

長門「提督と吹雪が、この長門の力を最大限に発揮させてくれたおかげだな」
以下略


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