17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/02(月) 16:30:30.37 ID:pAVHeKnFO
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ヒロミの家について、ヒロミの部屋まで上がって、ヒロミをベッドに座らせて、私も隣に座って。
お互い何も言えなくて、ただぼーっと黙っていたら、いつのまにか昔を思い出してしまっていた。
ヒロミ「……ヒトミ」
ヒトミ「……うん?」
ヒロミの泣き声が止んでしばらくしてから、ヒロミが小さく私を呼んだ。
ヒロミ「……覚えてる? 私たちが初めて話したこと」
ヒトミ「……もちろん。 名前が似てるねって、話したよね」
ヒロミ「うん」
ヒロミも、昔を思い出してたのかな。
ヒロミ「……」
ヒトミ「……」
それきり、黙ってしまう。
ヒロミの家は両親が共働きだから、家がすごく静かだった。
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