過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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123:名無しNIPPER[saga]
2015/11/03(火) 16:12:32.37 ID:umkdWLTI0
未央「それじゃあ……失礼してっと……」

しぶりんが自分の前方を開けてくれたので、浴槽には人がもう一人入るだけのスペースが生まれた。
私は湯船に足のつま先をすっと差し込むようにして、しぶりんと向かい合う形で浴槽に入る。

少し多めに張っていた湯が、私が入ったことでちょっとだけ溢れた。


未央「…………」

凛「…………」


一通り肩までお湯につかってしまうと、少し前を見る余裕ができた。
しぶりんは口元がお湯につかる形で、いつものように(と言っても見るのは今日がはじめてだけど)顔を赤くして俯いていた。
彼女が顔を俯けるのは恥ずかしがっている証拠だと、今日一日でもう既に判明してしまっている。いや、恥ずかしいのは私も同じだけど。




――ちょん



未央「……あっ、ごめ……」

凛「だ、大丈夫……」

ふと、私の足先が彼女の太ももに触れてしまった。
私の家のお風呂は十分広いとはいえ、15歳の人間が二人はいろうとすると、やはり多少は狭さを覚える。

私たちはお互いの折り曲げた足が交差するようにして、向かい合って浴槽に入っている。
ふに、と、彼女の柔肌に私の足が当たるだけでも、心臓が跳ねるように緊張してしまう



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