過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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243:名無しNIPPER[saga]
2015/11/04(水) 20:23:21.34 ID:UOELG5e70
奈緒「ファンシーショップ?」

かな子「うん、最近出来たばっかりのところみたいでね? 色々可愛い小物とかが売ってるらしいんだけど……。今日これから智恵理ちゃんと行こうって約束してたんだ」

ふぁ、ファンシーショップか……。うーん、自分じゃあんまり行ったことないところだなぁ。
それに、私に似合うものが売ってるようにも思えないけれど……

奈緒「(……だけど、元々は適当に寄り道していくつもりだったからな。たまには普段馴染みのない人たちと、そういうところに行ってみるのも悪くないかも)」

奈緒「……うん、じゃあせっかくだから私も一緒に行こうかな」

奈緒「――あ、そうだ。……智恵理ちゃん?」

智恵理「……!」

急に彼女の方を向いて話しかけると、その細く小さな肩がぴくんと跳ねた。

奈緒「智恵理ちゃんもいいかな? 私も一緒に着いて行って……」

智恵理「え、あ、はい。大丈夫……です」

相変わらず手元に視線を落したまま、つっかえつっかえ口を開く。
……うーん、彼女って結構な人見知りなのかな? まだちょっと緊張してるみたいだ。


杏「そういうことなら杏はパスねー……」

奈緒「おわっ!」

急に後ろから声が聞こえてびっくりしたので振り返ると、大きなウサギ型のクッションに同じキャンディアイランドの杏ちゃんが埋もれていた。
体が小さいのと、さっきからまったく動かなかったのもあって、全然気づいてなかった……!


かな子「えぇー、杏ちゃんはまたお休みかぁ」

かな子「それじゃあ、早速三人で行こっか!」


そういうわけで、うつ伏せで突っ伏したまま微動だにしない杏ちゃんを一人プロジェクトルームに残し、私たち三人は部屋を後にした。



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