過去ログ - 未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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672:名無しNIPPER[saga]
2015/12/08(火) 00:54:36.03 ID:fQmzWAnL0
未央「あの……あーちゃんは、さ」

藍子「? なんですか?」

未央「その……こういうこと、結構あるの? こうやって、日焼け止めクリーム誰かに塗ってもらう、みたいな……」

藍子「え!? な、なんでそんな急に!?」

未央「あ、いやえっと、別に……ただ、あーちゃんは友達にこういうことされるの、結構普通なのかな……なんて、思っただけだから」

つっかえつっかえになりながら言葉を発する。あまりに会話がなかったのが逆に息苦しくなって、つい聞かなくていいことを聞いてしまったかもしれない。
するとあーちゃんは、少し恥ずかしそうに俯きながら、消え入りそうな声でつぶやいた。

藍子「……そんなこと、ないですよ」


藍子「…………未央ちゃんだから、です……、……っ」

――彼女の耳が、ほんのりと赤くなっていく。それを受けて私は、ついクリームを塗る手が止まる。

未央「そ……そう、なんだ……ありがと」

藍子「いえ、その……どう、いたしまして」


――な、なんだこの雰囲気! いや、そりゃあーちゃんが私の事を仲がいい友達だと思っててくれたのは嬉しいけど! でもなんか、今このタイミングで言われたら、なん……か、緊張しちゃうよ……!

未央「(と、とにかく早く終わらせた方がいい気がする……。よし、両手両脚は終わったし、後は……)」

彼女の上下の水着の間から覗く白く細い背中が私の目に飛び込んでくる。
あの領域にこの私の素手でクリームを塗るのは、なにか犯罪的な背徳感が漂う気がする……!


……ごく

一度生唾を飲み込み、十分な量のクリームを手のひらに取り出すと、よく伸ばしながら少しづつ彼女の背中に手を近づける。

未央「それじゃ……背中、失礼します……」

藍子「は……はい」

自分はホテルのマッサージ師か何かか、と思う間もなく、彼女のすべすべの肌に手のひらが触れた瞬間、私のこざかしい思考は一瞬で吹っ飛んでしまった。


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